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東京都新宿区 産科事故を扱う谷直樹法律事務所

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メトロイリンテルによる分娩誘発

メトロイリンテルによる分娩誘発

◆ 分娩誘発
メトロイリンテルによる分娩誘発では臍帯脱出を生じるリスクがあります。臍帯脱出が生じた場合,児の予後は,臍帯脱出の発生から娩出までの時間の長短によります。





「産婦人科診療ガイドライン―産科編 2023」のCQ412-2 、CQ415-1 が参考になります。
CQ412-2(240頁) 分娩誘発を目的とした頸管熟化・拡張法の注意点は?
CQ415-1(253頁) 子宮収縮薬(オキシトシン,プロスタグランジン F 2α製剤,ならびにプロスタグランジン E2製剤〔経口剤〕の三者)投与開始前に確認すべきことは?

遷延一過性徐脈の所見を正しく認識することができずネオメトロの自然抜去を認めて分娩が進行しているものと考えた准看護師について、「准看護師は,18日午前3時ころの時点で,被告に対し,本件胎児心拍数陣痛図上,胎児ジストレスと思われる所見ないし遷延一過性徐脈と思われる所見が認められる旨の連絡をすべきであったと認められる。」
(大阪地裁平成18年7月14日判決)


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